最終更新日:2005年2月21日

 

●企業経営に関する本の中からお勧めのものをご紹介します。

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『企業変革のプロフェッショナル』
(一條和生著 ダイヤモンド社)

「企業経営を何とか変えたいが、変えにくい」という経営者の声に応える本。大手企業のケーススタディを取り上げて、イノベーションの道筋はどうあるべきかを語っています。「人事部は企業変革の重要な仕掛人」など組織のリーダーシップに関する話も出ています。

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■こんな方におすすめ!
社歴の長い会社の経営者、社員の方。

■どこがおすすめ?
主にシャープ、ワールド、トヨタなどの事例をあげて、組織がどう変わっていったのかを検証。成功要因を明らかにしています。現在の「勝ち組企業」が実は経営に対する危機感をもとに事業を見直していったなど、参考になる話が出ています。


『オープンブック・マネジメント』
(ジョン・ケース著 ダイヤモンド社)

経営に関する数字を経営者と従業員が共有する。それがOBM(オープンブック・マネジメント)の基本。米国で1990年代に起こった組織革新の手法を紹介しています。考え方に加えて、導入方法やケーススタディが付いています。

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■こんな方におすすめ!
「業績が思わしくない。どうしたらいいのか?」と危機感を抱いている経営者

■どこがおすすめ?
経営の根本課題に応えるOBM。その発想をほんの少しでも取り入れると、会社は必ずよい方向に向かいます。もっとも、OBMを知らなくても、同様の考え方を経営に活かしている中小企業はあるのです。こういう会社はどんな苦境に立たされても、従業員全員が経営状況を知っていて団結しているから強い。


『英語で学ぶMBAベーシック』
(藤井正嗣/リチャード・シーハン著 NHK出版)

CD付きのお得な一冊。MBAの入門書となっていますが、今のビジネス社会に必須といえる経営学のイロハをしっかりレクチャーしています。すでにバリバリ勉強している人には不満でしょうが、今までこの手に馴染みのなかった人が学ぶ上でお勧めです。英文の解説が丁寧に初学者にふさわしい内容です。

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■こんな方におすすめ!
30歳を過ぎてビジネス・スキルにいまいち自信を持てない人。

■どこがおすすめ?
そろそろ、何か勉強しなければという焦りがあるはずでは? とはいえ、 ハーバード・ビジネススクールの専門書を数ページ読んだだけでギブアップする前に、まずはこの本からビジネスの基本をおさらいしましょう。これまでのビジネス経験を思い起こしながら、読み進むと内容が頭にすんなり入ってくるはず。


『94%の顧客が「大満足」と言ってくれる私の究極のサービス』
(ジャック・ミッチェル著 日本経済新聞社)

ハグ経営の王道を行くアパレルショップの社長の話人口数万人の地方でしがない紳士服店からスタートして、年商70億円近い規模に成長した秘訣を公開。常に顧客の期待を上回るサービスこそ最高の競争優位 と語っています。ただし、読み進むとわかるように、顧客分析をかなり綿密に行っていて、その結果 を踏まえた「ハグ」であることがわかります。トヨタのかんばん方式と同様、形だけ真似してもダメなのですね。付録に「サービス達成度テスト」。経営者にとって難問ばかりです。

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■こんな方におすすめ!
地方での商売は難しいと思っている店経営者の方。

■どこがおすすめ?
売れる店づくりは顧客を知ることからと説いています。一つひとつの施策は昔ながらのマーケティングによるところが大きいのですが、それだから低コストでよい、というのが著者の考え。すべてを取り入れるのは無理としても、今日からでもできるヒントがたくさんあります。


『伸びない市場で稼ぐ! 成熟市場の2ケタ成長戦略』
(A・スライウォツキー/R・ワイズ著 日本経済新聞社)

市場の縮小、強力ライバルの出現、組織病などによって、企業が苦境に陥ったときに採用すべき戦略の指針を提示。大企業に限らず、中小企業においても参考になる発想を得ることができます。

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■こんな方におすすめ!
「儲からない」「客がいない」「何をしてもダメ」と思っている企業経営者の方。

■どこがおすすめ?
本業が思わしくないと「何か新規事業でも…」と経営者は思いがちですが、不得手の分野に進出してかえって痛手を食う確率の方が高いもの。その前に自社の市場の境界を少し広げて新たな成長を創りだそうというのがこの本が言うところの「ディマンド・イノベーション」です。
事例としてトップに出てくるのが、米国の医薬品卸の話。M&Aで市場の寡占化が著しく進んだ中で、シェアの下位 企業がどう生き残るのか、示唆に富んだ話が出てきます。日本でも医薬品卸は米国のトレンドを同様に取り込んでいるだけに、業界関係の方にとっては必読の内容です。
このほかにもケーススタディが豊富で、競争の激しい業界で苦しんでいる経営者の方に役立つ内容となっています。
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■こんな方におすすめ!
「人とは違う企業選びをしたい」と考える就職活動中の方

■どこがおすすめ?
企業を見る目が変わるはず。一見、地味な市場の地味な企業の中に成長企業が潜んでいることが意外にあるもの。著者が説く「隠れた資産」を持つ企業を探すことこそ、就職活動の勝者への道につながります。


『名経営者が、なぜ失敗するのか?』
(シドニー・フィンケルシュタイン著 日経BP社)

6年かがりで世界の大企業40社の経営の失敗を調査。その成果をまとめた一冊です。「これほど優良企業がなぜ?」と思えるほど、見事な失敗を演じてしまう。その原因を解き明かしています。「優れた経営者だからこそ失敗をした」という話は意味深いものがあります。ここに登場する経営者の姿から学ぶべきことはたくさんあるでしょう。

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■こんな方におすすめ!
一流の経営者とはどんな人かを知りたいビジネスパーソン

■どこがおすすめ?
B2Bのビジネスでは、提案先の経営者を知ることが欠かせません。しかし、実際はそこまで考えずに攻めて玉 砕するケースが多いといえます。経営者はどんな状況でどんな判断を下すのか、それを理解するのにこの本は役立ちます。トップセールスを行っているビジネスマンには特にお勧めです。


『ハーバードからの贈り物』
(デイジー・ウェイドマン著 ランダムハウス講談社)

ハーバード・ビジネススクールの教授陣による「最終講義」集。といっても、難しい話ではなく、それぞれの教授が自らのエピソードなどを踏まえて、社会に出ていく際の心得を語っています。さりげない話の中に、ビジネスパーソンとして生きていくために「何が必要なのか?」が折り込まれています。「リーダーにとっての最優先課題=部下の能力開発」など、なるほどという視点がたくさん見つかるはすです。通 勤電車の中で気軽に読めます。

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■こんな方におすすめ!
・今のビジネスに行き詰まっている方

■どこがおすすめ?
ビジネスの「初心」を説く本。個人も企業も苦しいときは原点を思い起こすことが大切なだけに、参考になる一冊です。それと、 こうした貴重な視点を教えてくれる人脈を得ることこそ、ビジネスでは大事なことと気づかされます。


『経営分析入門―ビジネス・ゼミナール』
(森田松太郎著 日本経済新聞社)

経営分析の初学者でも分かりやすく、しかも経営指標の実際についてのコメントが豊富で勉強になります。メインの読者ターゲットは大学生なのでしょうが、実はビジネスマンこそ学ぶべきことが盛り込まれています。

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■こんな方におすすめ!
・自分で事業を手がけたいと考えている方

■どこがおすすめ?
「商売は理屈じゃない」「儲けは根性」と言われるたびに一面の真理と思います。しかし、商売を継続していく、儲け続けていくためには計数をしっかり押さえていく必要があるのは言うまでもありません。経営者として理屈を超えたカリスマ性や人並外れた根性を持ちながら、業績が急上昇のち急降下のオーナー企業が多いことを考えると、経営分析は社長の必須科目といえます。



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